42歳。二人目への道。

一人っ子にするか、そうじゃないか。散々悩んだ末に私たち夫婦が出した答えは、「運を天に任せる」こと。高齢ということもあり、あらかじめ妊活期限を設定。出産年齢は41歳まで!ダメもとでトライ!(2017年1月に、出産年齢「42歳」に上げました、汗)

まさかの、胞状奇胎。

「まさかの」ということもないけど、胞状奇胎でした。

というわけで、結局明日そうは手術(流産手術)。

本来なら2週間前に予定していたこの手術。せっかく手術前日に自然流産となり回避できたと喜んでたのになあ~。

自然流産から一週間後の診察で胞状奇胎であることが判明。

そして今日が、そこからさらに一週間後。

覚悟を決めて恐怖のラミナリア挿入を、待合室で待っているなうです。

正直、明日の手術よりこっちの方が怖い。

先週先生にその旨質問したところ、めっちゃ笑われて(経産婦が何言ってんだ、って感じ?)「子宮内のものは、ほぼ全部出てるし大丈夫だと思いますよ~。」とのこと。

、、、ほんまやろうなあ?

進行流産当日(たぶん完全流産)。

ついにやってきました。この日が。

Day84! 

ほぼ意味は無いけど、週数で言うなら12w0d。

ちなみに稽留流産確定は10w0d。おそらく成長が止まったのは9w0d。

よって、心拍停止後3週間おなかの中にとどまっていてくれたことになります。

一つ前のブログ記事で、

 

ついに今日、生理1日目くらいの出血が、キターー!(古)。

 

とか書いた後すぐに進行流産が始まるのかと思いきや、実際そこからさらに1週間かかりました。ちなみにその間、ほとんど出血はなし(濃いベージュのオリモノはずっとあり)。

 

私の進行流産は、掻爬(そうは)手術前日、早朝の腹痛から始まりました。なお、夕方に恐怖の前日処理ラミナリア挿入を控えた当日でした。

 

事前にネットで調べまくった情報がとても役に立った、というか本当にそのままで感動したので(もがき苦しみながらも・・・)、私もブログにその流れを残しておこうと思います。

 

<進行流産前日>

6日前以来のまとまった出血(生理初日くらい)

トイレの水が薄ピンクに染まるのは初めて。

組織のカスのようなモノが出る(繊維状、カサブタ状)

 

<進行流産当日>

4:30(早朝)

下腹部痛で目が覚める。

 

5:30-10:00

「子宮が収縮するような痛み→大量出血」の繰り返しが4時間半続く。その間隔が次第に短くなる(40分→10分)

排尿か出血なのかわからないレベルの大量出血(他の方が多数ブログなどに記してくれていた通り!)。子宮頸管を降りていくのがわかるレベル(蛇の卵丸呑みみたいな感じ?)の大きさの血の塊がいくつも出る。

最初の1回しか排出した血の塊を詳しく見ていないけれど(後はそれどころじゃなかった・・・)、鶏卵サイズのものあり。ビニール手袋をして実際に触ってみたけどまさにレバー!。

経験者の方のブログなどで見かけた「10分で夜用ナプキンが使い物にならなくなる」の意が面白いほどによくわかった。私も最初は間に合わず同じ状態になってしまったのだけれど、その後は子宮収縮痛が起こるとすぐにトイレに座り大量出血をスタンバイする(笑)ようにしたら その状態は回避できるようになりました。それほどに大量出血に規則性があるということ?本当に経験者の方のレポート様々です。

 

10:00 

急にひどい吐き気に襲われる。→激しい貧血。

これまでに体験したことのないレベルの貧血。トイレに駆け込む途中もまっすぐに歩けず何度も壁にぶつかる。視界は白くなりチカチカ。両手にはひどい痺れ。救急車を呼ぶか迷った末、とりあえず横になり足を上げてみるとなんとかましになる。

 

10:00-12:00 

貧血がマシになったと思い動くと途端にダメで元の状態に戻るを繰り返すので(調子に乗って2階に上がったときがひどかった)、ずっと横になっていること2時間。後で思い返して気づく。ひどい吐き気が起こった10:00から大量出血は無くなっていた!

ちなみにこの動けない間、ゼリー状飲料(ウ〇ダーインゼリーのような)がとても役に立った。液体だと横になったまま飲めないし。つわり時にまとめ買いしたのがここで役に立ったというのが少し悲しいけれど、結果オーライ。

 

12:00-14:00 

子宮収縮の痛みに襲われる。数時間前の「子宮が収縮するような痛み→大量出血」の「大量出血」が無いパターン。後陣痛のように感じた。

 

15:00~

12:40にロキソニンを服用してみるも、なかなか痛みは引かず。でも15:00頃にはシャワーを浴び(病院へ行くため)、おにぎりとスープを食すことができる程には回復。

この時点で驚いたことに、生理初日レベルの出血に戻っていた!本来なら数日間ある生理期間がたった数時間で終わったような超スピーディー感がちょっと笑えた。

 

元々17:30にラミナリア挿入の予約を入れていたけれど、どうすればいいかの指示を得るため病院に電話し状況を報告。病院の回答は、

 

「完全流産となっていれば、明日の手術は無し。ただ不全流産(まだ胎内に異物が残っている状態)の可能性もあるので、診察してみないとなんともいえない。なので、とりあえず来てください。」

 

車で1時間かかる距離なので病院へと向かうのはかなり億劫だったけれど、とにかく家を出る。でもいざ運転し始めると少しのだるさはあるもののたいしたことは無く、むしろなんだかすっきり感もあり(スポーツジム帰りのような?ちょうどシャワーも浴びたし)。半日前はあんなにもがき苦しんでいたのが嘘のよう。

 

そして、ふと思う。

「これってもしかして、自然分娩と帝王切開の予後の違いみたいなもの?」と一人目が緊急帝王切開で回復に時間がかかり、同日に自然分娩で出産したお母さん達がスタスタ歩くのを尻目に点滴を引きずりズルズル歩いていた産後を思い出す。

 

17:30

無事病院到着。1時間半待たされる・・・。

ネットで得た情報では、「かなり出血したと自分では思っていても、病院で不全流産と診断され結局掻爬(そうは)手術となる」パターンも少なくなさそうだったので、そうなりませんように・・・と待合室でひたすら祈る。

 

そしてついに運命の診断。

「ほぼ全部出ちゃってますね~。少しだけ残っているものを今ここで取ってしまいますね~。」とカチャカチャ。何度も「動かないでくださいね。危ないですから~。」と言われながら(動いているつもりはないんだけれど・・・)、数分間。子宮への圧迫感がかなりありそれは少しきつかったけれど激痛は無かったので良かった。

 

診断の結果は、 「『ほぼ』完全流産です。1週間後にもう一度見せてもらって手術するかどうか最終決定するので手術の同意書はとりあえず破棄せず保管しておいてください。」

 

え?!

 

私、それを聞いて即座に

「え?!子宮内はもうきれいになってるんですよね?(エコーも見せてもらいその旨説明を受けていた)なのに、まだ手術の可能性があるんですか??」

 

それに対する先生の回答は、

「うーん。これから1週間、だんだん出血が無くなっていくようでしたら大丈夫だとは思うんですけど、もしそうじゃなかった場合は手術の可能性もあるということですね。」

 

あー。。。心身ともにすっきりしたかったなぁ。

 

そうなんです。その頃にはすっかり体調は元通りで食欲もかなり出てきて家に到着するのを待ちきれず、そしてなぜかサンドイッチが以上に食べたくて途中で食べてしまったほどなのでした。

 

というわけで、最終決定は1週間後になったわけですが、とりあえず進行流産翌日の今日の出血はほぼなく生理最終日レベル。これならたぶん大丈夫かなぁ、と今のところ楽観視してます。

 

以上、私の進行流産レポでした(ちなみに起こったのは昨日です)。

 

それにしても、手術前日に起こるとは何というタイミング。早朝に下腹部痛が始まったときは、グッドなのかバッドなのかわからない、と思っていたけれど、今考えてみたら「グッド」だったのかなぁと思います。手術前日から全休とっておいてよかったな、と。

 

これがもし進行流産日が1日前にずれたら、さらに仕事をもう一日休まなきゃならなかったわけだし、逆にもし1日後ろにずれたら、痛い思いしてラミナリア挿入した挙げ句に翌朝の大量出血で血の塊とともにラミナリアもあっさり排出することとなっていただろうし(どっちにしろ全身麻酔の手術はまぬがれたかもしれないけれど)。

 

ラミナリア挿入と全身麻酔を恐れていた私には素晴らしい結果だったな、と思います。

 

後は、1週間後に手術を言い渡されないことを願うだけ・・・。

稽留流産確定後、6日目。

だいぶ精神的に、落ち着いてきました。
時の流れってやっぱり偉大です。

稽留流産を言い渡された一週間前は、ちょうど基礎体温がガクッと下がったり、寝起きの気持ちわるさが急に無くなったり(元々つわりは弱かった。一人目の時も)と、

「やっぱりね。。。」

な症状が重なっていたのですが、この3日程再び基礎体温稽留流産確定前レベルまで戻り、さらには今までで一番強いつわりがやってきたりと、なんじゃこりゃ状態に陥ってました。

正直に言うと、ほんの少し期待したりもしてました。「もしかして、心拍復活したんちゃうん?」って。

でも、その一方でどんどん色が濃くなるベージュ色のオリモノ。そして妊娠判明からほぼ皆無だったクラクラ系の頭痛の再来。これはまさに生理前の症状。

そして、一週間後に迫ってきた掻爬手術(字面が既に怖い)についてネットで調べていくうちに、「できればなんとか手術までに自然流産してほしい。。。」と考えるようになってきました。

そんな今日この頃。

昨日、オリモノがベージュから血の色へと変わり、ついに今日、生理1日目くらいの出血が、キターー!(古)。

ネットで集めた情報によると、ここからが長かったり、自然ではきれいに流れることができず結局手術になってしまったりすることもあるらしい。

でもとりあえず、もうお腹の中の赤ちゃんが動かなくなっていることに自力で我が身体が気付いたであろうことに少しホッとしました。

身体が納得する?ことで、気持ちの方の納得も促進されたような気がします。

頑張れ、マイボデー。

でも困ったことに、精神的な納得が進んだせいなのか、今回の流産で妊活は終わりにするとあんなに堅く決めたはずなのに(一個前のブログ記事参照、笑)、後数回トライしてもいいんじゃないかと思うようになってしまった。

我ながら、意志弱っ。

それにしても、気持ちの切り替え早すぎるやろ。。